カウンセラー紹介(HIMAWARI)

私がグリーフケアに向き合う理由

大切な存在を失うことは、
人生の景色が突然変わってしまうほどの深い痛みをもたらします。
私自身、最愛の夫との別れを経験し、
「私の残りの人生は消化試合だ」と考え朝が来ると絶望を感じるほどの
深い悲しみの中を生きてきました。
日常が続いているように見えても、
心はどこか置いてきぼりのまま。
周りの言葉に救われるときもあれば、
誰にも気持ちを分かってもらえない孤独に涙する日もありました。
そんな中で、
“寄り添ってくれる誰かの存在がどれほど大きな支えになるのか”
ということを、身をもって感じました。
グリーフケアを学び始めたきっかけ

夫との別れを通して、
「同じような痛みを抱えている人の力になれたら」
という想いが芽生えました。
しかし同時に、グリーフはとても複雑で、
言葉だけでは救えない場面が多いことも知りました。
だからこそ私は、ただの経験だけに頼らず、専門的に学び、
人の心に安全に寄り添えるようになりたいと思い、
グリーフケアの学びを深め続けています。
現在は、
● JDAPグリーフ心理カウンセラー
● グリーフケア専門士資格の受講
など、悲嘆支援に関する専門的な知識を継続して学んでいます。
大切にしているケアの姿勢
私が大切にしているのは、
あなたの心にそっと並んで歩く “同行者” のような在り方です。
「励ます」「評価する」ではなく、
あなたが抱えている思いや揺れを、
そのまま尊重しながら受けとめることを大切にしています。
私は 誠実に丁寧にという姿勢を根底に、言葉にならない想いを一緒に見つめ、
あなたの心が少しずつ落ち着いていくお手伝いをしたいと考えています。
ひとりで頑張らなくて大丈夫。
どんな涙も、どんな揺れも、安心して話してくださいね。
資格・学び
- JDAP 認定 グリーフ心理カウンセラー
- 日本グリーフ専門士協会 グリーフ専門士資格(受講中)
最後に
悲嘆は、誰にとってもとても大きなテーマです。
その痛みの大きさも、揺れの長さも、人によって様々です。
あなたがどんな状況にあっても、
決して間違っていません。
あなたのペースで大丈夫です。
どうか無理をせず、ひとりで抱え込まないでくださいね。
必要なときには、いつでもここに戻ってきてください。
